原状回復工事♪
こんにちは♪
今回、オフィスフロアーの「原状回復工事」を行いました♪
原状回復工事とは、契約内容にもよりますが、テナントの都合で追加した間仕切りや給排水などの設備の撤去、使用中にできた傷や汚れの修繕を行い、入居前の状態に戻すことです♪
今回の工事では主に以下のことを行いました♪
・各種養生
・壁紙、下地の捲(めく)り
・間仕切り壁の撤去
・壁面、天井の塗装
・電気工事
・OAフロアー入替え、床材貼り替え
・各種ゴミの廃棄(壁紙、石膏ボード、断熱材、OAフロアー、照明器具etc)
それでは、一部になりますが、ざっくりとご紹介していきます♪
まずは、間仕切り壁を撤去していきます♪
壁を壊すと画像のような骨組みが出てきます。
骨組みも撤去し、どんどん進めていきます。
間仕切り壁の解体だけでも、出るゴミは想像以上です。
塗装工事、電気工事を終えて、OAフロアーを入れ替えます。
OAフロアーとは、「配線を床下に隠してしまう床材」のことです。
OAフロアーによるメリットは、オフィス機能に必要な電話、パソコン、プリンターなどの配線を邪魔にならないよう床下に収めることで、配線にひっかかることもなく、掃除もレイアウト変更も楽チン♪
安全性と効率が格段にアップします♪
今回入れ替えるOAフロアーは220㎡、約4トントラックいっぱい分です♪
既存のOAフロアーを撤去、新しいOAフロアーを敷き詰めていきます♪
きれいに配線が隠れました♪
OAフロアー入替え後は、タイルカーペットを貼っていき、美装をして完成です♪
(下記 Google Photos のクリックで完了後の動画が見れます)
フィッティングルームの役割とは?
こんにちは♪
寒くなってきました♪
去年はコロナ、一昨年はまれにみる暖冬。。
コロナが落ちついている今、慌ただしい店舗さんが増えてきています♪
さて、タイトルにある「フィッティングルーム (FR)」ですが、
どんな役割があると思いますか?
「試着するところやん」
あ、はい。もちろんそうです(笑)
なのですが、
試着とは、試しに着る。
つまり、
購入するか否かの一歩手前の状態です。
「ちゃんと似合うかなー」
「今本当に必要かなー」
心理状態としては、
FRというお一人の空間で、冷静に吟味しているのです。
前室でもないかぎり、外から店員さんが声をかけるのも難しいです。
そのため、フィッティングルームの役割は、
「お客様の購買を後押しする空間」
でなくてはならないのです♪
まずは基本的なクリンリネス。
鏡はきれいでしょうか?床の汚れ、ほこりは目立っていないでしょうか?
極端な話に聞こえるかもしれませんが、昔とある商業施設の店舗で、
ほぼ購入を決めていた洋服を試着していたときにム〇デが出て(ぎえ~)、
購入はおろか、二度と足を運ばなくなりました。。
クリンリネスは、できていなければ最悪は顧客離れ、
一方行き届いていれば、居心地の良さという空間演出まで期待できます♪
そう考えると、振り幅がおおきいですよね?
また、催事などでよく扱われる折り畳み式のFRもよく見かけます。
確かに安価でレンタルでき、組立も簡易というメリットはあります。
しかしながら、
外から見たときの佇まい、照明の明るさや、ハンガーフック、スツールの有無や、そういったものの見栄えなども、購買につながる十分な演出要素です♪
「お客様の購買を後押しする空間」
FRの役割をそう捉えるならば、
また色んな知恵がでてくるかも知れませんね♪
飲食店から学ぶ♪~面構えとファサード~
飲食店とアパレル店には、様々な共通点がありますが、
その中でも飲食店の面構えと、アパレル店のファサードの目的は
ほぼ同じではないでしょうか?
どちらも
視覚にぱっと訴えることで、入店の確率を高めたいのです♪
人は視覚から得た情報が自身にとって必要か、メリットがあるのか、数秒で判断すると云われています♪
「お腹が空いたから、何か食べよう」
「寒くなってきたから、何となく冬物を見てみよう」
この
曖昧な心理状態から、いかにご自身の店舗を選んでいただけるかが大切です♪
飲食店の面構え・・・建物の佇まい、看板やのれんのデザインetc
アパレル店のファサード・・・ブランドの世界観、季節感の演出、間口の広さetc
ここで大事なのが、どちらも入店するきっかけが、コンビニのような「目的買い」の意思がない場合がほとんどです。
「明確な目的買いの意思はないが、潜在的な消費ニーズはある」からこそ、それを引き出すことがとても大切なのです♪
同業種では色眼鏡で見てしまうことも、違う業種業態から得たヒントの方がスッと活かせることもあり、そしてこれはわざわざ時間を作らなくても、日常でアンテナを立てることでキャッチできる事も多いと思います♪
「なぜ○○を選んだのだろう」
「なぜ◇◇に手が伸びたのだろう」
そうして振り返ってみることで、自店に活かせることが見つかるかもしれません♪
ハンガーの役割とは?
モノ(商品)の価値を高く伝えるためには、、、
内装、什器、インテリア、照明、VMD、SNS、スタッフの佇まいetc...
挙げだすと、枚挙にいとまがありません。
例えば、お洋服を価値高く見せるためのツールの一つに「ハンガー」があります♪
ハンガーは単なる陳列道具ではありません。
料理でいうところの「皿(さら)」です。
手の込んだ料理(洋服)を、安物の皿(ハンガー)で提供されて、その料理(お洋服)が
美味しそうに(価値高く)見えるでしょうか?
高揚感のないまま口に入れても(洋服を着ても)、きっと満足感は得られないでしょう。
ハンガーは、素材、肩厚、間隔などで、洋服の価値をより高くみせてくれるアイテムです♪また近年では、サスティナブルな社会の関心から、環境に配慮した製品も生まれています♪
「ハンガー代がもったいない・・・」という理由で、ストック用などのハンガーで展開している店舗さんをお見かけすると、今まで何度の機会ロスがあっただろう、、と考えてしまいます。
ハンガーの素材に関しては、商品や内装との兼ね合いもあると思いますので、
今回は形状、肩厚に関してお伝えさせていただきます♪
【形状】
・平型
限られたスペースにたくさんのハンガーをかけることができる。
価格訴求向き。
・湾曲型
洋服に立体感を与え、曲線の丸みに服がフィットするので、背中側のしわを防ぐことができる。価格より、洋服の価値を訴求したい時におススメ。
【肩厚(レディース参照)】
15mm シャツ
30mm シャツ、ニット、カーディガン、薄手のジャケット
40mm スーツ、ジャケット
50mm コート
30mmが兼用に適しているようです♪
ハンガーに無頓着では、お洋服の価値は伝わりきれません。
(価格訴求型の店舗は別として)
ハンガーだけでなく、店舗で扱うツールが、本当にお客様に非日常を感じさせるもの(購買意欲を高めるもの)であるか?
一度見直してみてはいかがでしょうか♪
什器アレンジ♪
アリス工芸社では、店舗デザインやブランドコンセプト、シーズンなどに合わせて什器をアレンジすることが可能です♪
今回は木製の什器に壁紙を貼ってみましたので、
簡単に流れをご紹介していきます♪
まずは什器の土台となる部分から♪
こちらです♪
↓
貼りつけるのは、こちらの木目調の壁紙♪
↓
ペーパーがけなどの下処理を施し、
壁紙に糊をつけ、貼りつけます♪
木目のラインがずれないように気をつけます♪
↓
次に、はみ出た壁紙を木口に巻き込みます♪このように巻き込むことで、出隅から下地が見えてしまうのを防止します♪
↓
続いて、木口部分に貼りつけていきます♪
木目の柄の向きに注意します♪
他の木口にも貼りつけていきます♪
↓
同様に、スリット什器の部分にも貼りつけていきます♪
↓
最後に什器を組み合わせ、ラックなどの部材を展開して完成です♪
↓
(W1200 D910 H1650 両面スリット)
棚仕様展開♪
↓
たたみのお洋服が増えてくる時期には、棚板の展開もありですね♪
今回は、メーカー様の展示会、ブティックの島什器として使用いたしました♪
お客様からは、「洋服が価値高く見える」と、お褒めの言葉をいただきました♪
見せ方のバリエーションを増やし、常に新鮮な空気を入れていくことで、お客様は「目新しさ」を感じ、その結果として、「期待」や「購買意欲」に変わっていくのです♪
マンションリフォーム♪
先日、中崎町にあるマンションをリフォームしました♪
施工内容は
・クロスの全室貼り換え
・床材(塩ビタイル)の増貼り
・衣装照明の取付
などが主な作業でした♪
今回は天井のクロス貼りの動画をご覧ください♪
↓
職人さん、さすがのスピード、正確さです♪
急な変更にも臨機応変に対応していただき、施工後も「何か気になるところは
ありますか?」と気遣いの言葉をかけてくれました♪
完成後、オーナーさんの許可を得てお写真を撮らせていただきましたので
ご覧ください♪
LDKビフォー
↓
LDKアフター♪
↓
以下、アフター写真です♪
洋室♪
廊下♪
トイレ♪
人々のライフスタイルが多様化する中、「自分らしい住まいを実現したい」
というリフォーム、リノベーションは、今後さらに人気となり、住宅購入の
定番スタイルとして広まる見込みです♪